17-18高校入試を考える!「志望校」を下げる前にやらないと損すること

本気出せ!受験生
須藤真臣
脳機能をベースにした学習方法で、お子さんの天才性を引き出す。 学習スタイリストの須藤 真臣です。

札幌市内の中学校では三者面談が行われているかと思います。

「志望校を下げる」という話が学習塾からも出ているかもしれません。
道コン(模試)や学力テストABCの結果によっては、仕方のないことかもしれません。

まさおみ
でも、志望校を下げる前に、やっておかないと後で後悔してしまうかもしれません。

2020年から大学入試も変わります。

どの高校に行くかで、将来が左右されるのであれば、簡単には志望校を下げたくはありません。
仮に私立高校に進学したとしても、高校授業料無償化の流れもあり、負担は少なくて済むかもしれません。

だからこそ、リスクを負ってでも志望校にチャレンジすることが可能なのではないでしょうか。

志望校を下げて春になって後悔することの内容に、やらないと損することを考えてみたいと思います。

 

そもそも志望校をあきらめて良いのか?

「このままでは志望校合格が厳しい・・・」

道コンなどの模試の結果を見ても厳しいのではあれば、塾の先生からのアドバイスで下げるのが普通かもしれません。

絶対に合格できない!
合格したら奇跡だよ!
そのランクで合格した例が無い!

このように言われることもあるかもしれません。
これらの言葉は、うちの教室の生徒さんが実際に言われた言葉です。

高校から先の大学などへの進路を考えた場合、この冬休みの前にあきらめてしまうのは早いのではないでしょうか。

悩めるお母さん
今からがんばっても遅くはない?
まさおみ
本人がこれからだと思っているなら、
冬休みだけでも挑戦してもらうべきでは?

北海道の高校入試は、1年生の内申点から利用しますが、入試の準備はここからという境目があいまいです。
3年生なった時点で、内申ランクがほぼ決まっていて、夏休みから準備をはじめたとしても実力となって現れる前の学力テストABCの結果で志望校を決めなくてはいけないのです。

自分の志望校、これから先の将来について、しっかり考える前に冬休み前の三者面談で志望校が決まってしまうという感じの受験生は多いのです。

目の前のことにしか集中していない受験生がほとんど。
受験に向けての戦略などはサポートしないといけません。

だからこそ、冬休みに大きく伸ばすことに成功する受験生はたくさんいるのです。

冬休みから入試当日まで、本気で受験勉強に取り組むことで、合格を手にする受験生は少なくはないのです。

ランクが2つ足りない!
点数が30点足りない!
合格可能性2%!

このような状況からでも合格する受験生はいるのです。

絶対に合格させます!ということは言えません。
本気でがんばる受験生であれば、合格する可能性が十分にあるのです。

このような受験生が合格するのは、うちの教室だけではないと思います。

ボーダーラインに縛られていては上を目指せない!

高校入試の合否は、内申ランクと学力点の2つで決まるのは知っていると思います。

そして、内申ランクは2学期が終わった時点で、ほぼ決まります。
ですから、この時期からは、学力点を伸ばすことに集中することになります。

志望校を考える上では、ボーダーラインが目標点数になってきます。

しかし、現在の学力と、入試当日の学力は違います。

現在の学力から全く変化しないのであれば・・・
つまり、点数が今から伸びないのであれば、志望校は下げないといけないと思います。

現在の学力で合格の可能性が低いのが事実であれば、本当に合格は厳しいのですから、「がんばる!」という程度で、志望校をそのままにすると、不合格になるのは当然の結果になります。

くり返しになりますが、入試当日までに点数を伸ばせるならば、下げる必要はないのです。

夏以降、2学期もがんばっていても、実力が点数になって出てくるのが遅い受験生もいますから、伸びるかどうかをしっかりと見極めて志望校を決定して欲しいのです。

では、この冬休みを利用し、点数を伸ばすためにどうするのか?

冬休みに点数を伸ばせる塾なのか?

まず、確認したいのが、現在通っている学習塾の実績的なことです。

大手の学習塾だから大丈夫だと思うお母さんは多いとは思います。
しかし、大手の学習塾でも、教室長(教室の先生)によって、受験生の成績の伸びは違います。

学習塾によって、得意なこと・不得意なことがあります。
ですから、この時期から点数を伸ばせる学習塾なのかどうかを見極めます。

個人的には、見極めるポイントは2つあります。

1 宿題の量
2 問題演習

つまり、受験戦略で見極めます。

志望校についてのご相談をいただいたときも確認するところはこの2つです。

受験戦略はどうなっているのか?

受験生を伸ばすための戦略は、たくさんあるとは思います。

しかし、冬休み以降、3学期になって伸び負けしてしまうようだと困ります。

伸び負けとは、志望校が決まり、倍率が出てからの入試直前期に伸び悩み、不合格につながってしまうことです。

見極めるポイントの1つめの宿題の量ですが、受験生が学校の休み時間に行っているような状況になっているような量になっていることがあります。

量が多すぎて、せっかく問題を解いても、解くことがこなすことが目的になってしまいます。
実力を伸ばすという目的ではなくなってしまい、学習量が多くなりますが、学習塾の先生のこれだけの量を受験生にやらせているという学習塾側の満足になってしまっているケースもありますので、注意しなくてはいけません。

学習塾側の立場も理解できなくはないのですが、この時期からですと、受験生の負担が大きい割に、点数は伸びにくいことが多いと経験的に判断しています。
点数を伸ばしたい受験生であれば、できないところの理解を深めていきたいところです。

2つめのポイントの問題演習ですが、どのレベルの問題をどの目的で解いているかです。
点数を伸ばすための問題演習ですから、点数を出すだけになっているようだといけません。

入試に近いレベルの問題を解いて、自分の現在の状況を知り、課題をみつけ、冬休みに課題をクリアするような戦略でなければいけません。

受験生にとっては、大きな時間を取れる最後の長期休みです。
冬休みを活用できるような戦略でなければいけないのですから、疑問に感じる場合はお子さんの現在の課題と、冬休みの解決策をおもいきって確認する必要があります。

ボーダーラインが何点なのかが問題ではなく、ボーダーラインを超える点数が取れるような準備ができるかどうかが大切なのです。

冬休みの直前の今からでは無理なのか?

毎年のように、この時期、冬期講習からうちの教室に来てくれる高校受験生はいます。

そのほとんどの受験生は、志望校に本当に行きたいと思い、努力を惜しみません。
お母さんも本人の気持ちを理解して、手間を惜しますにサポートしていただくので、本当にありがたいと思っています。

この時期から本気でがんばり、合格を手に入れる受験生は少なくはないのです。

※「全員合格しています。」とは言えないのが残念ですが、割合としては高いのではないかと思います。

受験生の合格したいという想いを受け止め、受験生の学力状況・性格などを把握し、受験までの戦略を立てることができれば、正直、合格は可能なのです。

北海道の公立高校入試の問題は、最高難易度ということはありません。
むしろ、比較的簡単な問題が多いので、大きく点数を伸ばすことができます。

ただ、リスクがあるのも事実です。
やっても合格できる保証はありません。

だから、本人の気持ちが大切でもあります。
それをサポートするお母さんの気持ちも。

受験生本人の本音を聞いてみたい!

数年前に、高校3年生で相談に来てくれた子の話です。

学習塾の先生とお母さんが話し合って決めた志望校を受験したそうです。
でも、その志望校は自分の実力からはかなり高いレベルで、冬休み前から落ちることを覚悟していたそうで、受験勉強自体がかなり苦痛だったと話してくれました。

学習塾の先生がお母さんの希望を重視したのだとは思いますが、「落ちても良いから」と志望校を変えることはしなかったそうです。

本当に行きたい高校があったと聞いて、いたたまれない気持ちになったのを覚えています。

その子が通っていた学習塾の先生とお話をする機会がたまにあります。
生徒さんを集めることに一生懸命なのは悪いことではありませんが・・・。

受験生の想いはとても大切なのです。
受験生の言うとおりにしろということでもありません。

志望校を下げるにしても、期限を決めて、やるだけやって、その結果を評価して欲しいと思うのです。
進学研究室では、1月の道コンを目安に、公立高校の入試問題・道コンの過去問で点数の伸びと状況を細かく見て、最終的な私の判断を伝えることにしています。

ランク・点数が今から伸びるとしたら、どこの高校に通いたいのか?
もし、合格出来たらとワクワクして受験勉強をして欲しいと思うのです。

先の例のお子さんのように、落ちることがわかっていて、それを伸ばすことができない学習塾に通ったままでは、受験直前はつらいのは当然だと思います。

これから伸びる!と信じ切れるか?

受験生本人が、志望校を下げることなく受験するには、家族の協力が絶対に必要になります。

この時期になって本気でやると言われても遅いと感じるお母さんがほとんどだと思います。
私自身も正直遅いと感じると思います。

でも、合格の可能性を、点数を少しでも伸ばすことができます。
冬休みの過ごし方1つで、ぜんぜん違う結果になると思います。

やり方を変えるだけでも、2週間程度で点数の伸びを実感できるくらいになります。

悩めるお母さん
元々できる子だから、伸びたのではないか?
まさおみ
元々できるお子さんはほとんどいません。
と言ってもうちの実績を信じてもらえないのですが(笑)
冬休みで点数を伸ばす受験生が多いので。

「うちの子なら・・・」と言って、お母さんと一緒に来てくれた高校受験生がいました。
札幌市内からではなく、冬期講習にはお母さんが車で送り迎えをしてくれました。

大手の個別指導塾に通っていたのですが、志望校は自宅近くの進学校で、前例が無いから絶対に無理と言われて、私のところに相談に来てくれました。

その高校のボーダーランクからは4つ下でしたが、点数をきっちりとれるようなり、合格を手にしました。

お子さんもすごいと思うのですが、お母さんが絶対に伸びると信じて疑わなかったことがとても印象に残っています。

※高校でも成績は良く、志望していた国立大学へ進学しました。

お母さんが合格すると、点数が伸びると信じないのであれば伸びません。

口だけではだめです。
心の底から信じてあげられるかは大切です。

でも、信じるためにはどうしたらいいのでしょうか?

受験生本人の想いを確かめること
点数を伸ばせる環境(塾など)を作ること

その上で、合格を信じてあげてください。

行きたい高校に合格する戦略を!

志望校を下げることなく、点数を伸ばして合格することは、実は難しくはないと思います。

しかし、受験生本人にとっては、学習塾を変えるだけでも、かなり大きなハードルかもしれません。
今までの環境を変えるのは難しいと考えています。

勇気がいる行為です。

今のままの環境の方が受験生も、支える家族も楽です。

しかし、何もせずに、志望校を下げると、後になってから後悔してしまいます。

まずは、状況を確認してみることからです。
合格するための目標をどうクリアするかを考えてみるだけでも違います。

志望校を下げるのは簡単です。

行きたい高校のためにはあきらめずにがんばることはできるはずです。
ただ1カ月後には、結果を出さなければいけません。

結果を出すために、戦略を作り、行動することです。

志望校を下げるのは、一生懸命にやった後になると思うのです。